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事業案内

資源開発

限りある貴重な鉱物資源の安定確保と効率的活用のために

事業概要

資源小国・日本においては、銅をはじめとする非鉄金属資源の大半を海外に依存しています。銅は現在社会に欠かせない金属資源ですが、その偏在性やカントリーリスク、価格・為替変動リスクに加え、開発プロジェクトの巨大化、鉱石の低品位化・難処理化、国際的な資源獲得競争の激化等に伴う開発費の高騰により、安定的に銅鉱石を確保することは従来以上に困難となっています。こうした中、資源開発事業では、優良な鉱山開発プロジェクトに企画段階から積極的に参画し、鉱山権益の拡大を進めています。
また、バイオマイニング法やN-Chlo法といった独自の新製錬技術の事業化推進にも力も入れ、限られた資源の効率的・持続的な活用を目指しています。

拠点情報

事業プロセス

調査・開発フェーズ

鉱床の探査に始まり建設完了まで、長いもので10年以上かけて準備を行います。

操業フェーズ

鉱石を計画的に採掘し、それぞれの鉱石に適した方法で処理を行い銅品位を高めます。

資源開発事業をよく知るためのキーワード

カセロネス銅鉱山

南米のチリでは、当社グループが主体となり、100%日本資本によるカセロネス銅鉱山の運営を行っています。同鉱山では、2013年からSX-EW法による銅地金の生産を、2014年から銅精鉱の生産を開始し、生産期間は2040年までの28年間を予定しています。立ち上げ後当初10年間平均の生産量は銅精鉱(銅量)で年間約15万トン、電気銅で年間約3万トン、モリブデンで年間約3千トンを見込んでいます。同プロジェクトで生産される銅精鉱は、銅量ベースで日本全体の輸入量の約1割に相当することから、我が国の銅資源の安定供給に大きく貢献することが期待されています。

カセロネス銅鉱山 全景

カセロネス銅鉱山 開発の歴史

2006年5月 パンパシフィック・カッパー株式会社(当社グループ会社)がカセロネス銅鉱床(当時名称はレガリート銅鉱床)の権益を取得。
ボーリング調査などに基づく経済性評価などを実施。
2009年11月 フィージビリティ・スタディを開始。
2010年 鉱山の開発を決定。建設開始。
2013年3月 SXEW法による銅地金の生産を開始
2014年5月 銅精鉱の生産を開始
2014年7月
  • 銅精鉱の初出荷(パンパシフィックカッパー佐賀関製錬所向け)。
  • 開山式を挙行。

建設中の様子

建設中の様子

開山式(2015/7/30)

その他の投資鉱山

当社では、カセロネス銅鉱山以外にも、海外優良鉱山の権益取得を積極的に行い、投資リターンを得るとともに、鉱石の安定確保を図っています。それらはいずれも銅生産量で世界トップ10に入る大規模鉱山であり、すべてチリに存在しています。

投資鉱山 概要

 

ロス・ペランブレス銅鉱山(チリ)

ロス・ペランブレス銅鉱山(チリ)

コジャワシ銅鉱山(チリ)

コジャワシ銅鉱山(チリ)

エスコンディーダ銅鉱山(チリ)

エスコンディーダ銅鉱山(チリ)

埋蔵鉱量
(2014年12月末)
約62億トン
(銅品位 0.51%、
モリブデン品位 0.017%)
約100億トン
(銅品位 0.81%)
硫化鉱約254億トン
(銅品位 0.52%)
酸化鉱約6億トン
(銅品位 0.63%)
生産開始 2000年1月 1999年1月 1990年12月
生産実績(2014年) 銅精鉱 391千トン 銅精鉱 430千トン
SX-EW電気銅 25千トン
銅精鉱 830千トン
SX-EW電気銅 302千トン
当社権益比率 15% 3.6% 3%

世界の銅鉱山分布

非鉄金属の鉱床は、特定の場所に偏在していることが大きな特徴です。銅資源に関しては、南米のチリに多くの鉱床が集中しており、世界の銅生産量の半数以上を占めています。

技術開発