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事業案内

金属製錬に関する技術開発

現在、銅製錬で主力となっている乾式製錬法は、大規模生産に適している一方、鉱石中の硫黄成分から発生するSOxの処理を必要とする環境負荷の大きな製法です。当社は、より環境に優しく、より高効率の次世代製錬技術として、省エネルギー型で、SOxを発生させない湿式製錬法の技術開発を進めてきました。
この一環として、当社では塩酸を用いて金属を浸出する新たな湿式処理プロセスを組み立て、日鉱塩化法(Nikko Chloride Process)と名づけ実用化に取り組んでいます。この方法が対象としているのは、埋蔵銅鉱石の大半を占め、硫酸を用いる湿式処理では非常に浸出しにくい輝銅鉱などの初生硫化銅鉱です。2009年からオーストラリアのパースに銅生産能力:100t/年のプラントを建設し、各種銅鉱石に対して実証化試験を行い、良好な銅、金の浸出結果を得ました。オーストラリアでの実証化試験は2013年度で終了し、今後は引き続き技術開発を進めつつ、次ステップとなる実鉱山での適応に向けた取り組みを進めていきます。

日鉱塩化法のプロセス

実証試験設備建屋実証試験設備建屋