気候変動(地球温暖化)の進展とその影響
気候変動(地球温暖化)は、人類が直面している最も重要な課題のひとつです。IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)の第4次評価報告書(AR4:Fourth Assessment)では、CO2等の温室効果ガスの排出が温暖化の原因である可能性が高いとしています。
地球温暖化予測マップ
1960年から1990年の平均気温に対する2070年から2100年の予測平均気温の比較

地球温暖化の進展は、海面上昇や異常気象の発生など環境の変化をもたらし、生態系にも大きな影響を与えます。さらに、自然環境の変化は、水資源の枯渇、農業・漁業などへの影響を通じた食料問題の深刻化等人間社会に深刻な被害を与えると同時に、私たちの事業活動に財務的に大きな影響を及ぼす可能性があります。AR4では、2-3℃を超える平均気温の上昇が起きると、生活コストが増大する可能性がかなり高いと予測しています。
当社グループにおける省エネ推進部会での取り組み
省エネルギーおよび温室効果ガスであるCO2削減活動をグループで推進するため、CSR推進委員会の下部機関であるワーキンググループとして省エネ推進部会を、2008年10月1日に設置しました。
省エネ推進部会では、「エネルギー消費原単位」「CO2排出原単位」について、2003年から2005年の平均値をベンチマークとして、毎年それぞれ1.0%、1.5%の削減を目標値として掲げています。設置以来これまで3回の部会を開催し、当社グループのエネルギーコストおよび省エネ改善項目等についてのフォローを行ってきました。本リポートでは次ページ以降で、当社グループの各事業所についてのCO2削減と取り組みをテーマとした座談会(CSR会議 開催日時:2010年2月24日 開催場所:新日鉱ビル20階 役員会議室)をご報告します。
