イベント・お知らせ

2020年度

資源・素材学会渡辺賞の受賞式と記念講演が行われました

 JX金属株式会社の千田裕史、本村竜也、安田豊の3名が、JX金属製錬株式会社佐賀関製錬所における「自溶炉リニューアルと生産性向上」に関する功績により、一般社団法人資源・素材学会から2019年度第94回渡辺賞を受賞しました。

 

 渡辺賞は、資源・素材学会第3代会長の渡辺渡博士を記念した基金で1927年に創設された表彰制度で、「資源・素材に関する技術の進捗に多大なる貢献をなした単数または複数の個人、あるいは法人または団体に属するグループ」に授与される最も栄誉ある賞です。

 

 この度は、炉体リニューアルが必要となっていた佐賀関製錬所第二自溶炉において、5年間にわたる数多くの施策の検討・実施の結果、世界に類を見ない短工期での完遂を成功させるとともに、並行して処理能力の増強計画を実施し、約10%の増強を達成したことを評価いただいての受賞となりました。

 

 当初予定されていた、本年3月の資源・素材学会春季大会での受賞式は、新型コロナウイルスにより開催が中止となりましたが、先日オンラインで開催された、資源・素材学会2020年度秋季大会にて表彰式が行われ、常務執行役員の安田豊が代表して賞を受けるとともに、記念講演を行いました。今回の受賞を受け、安田は、「伝統ある渡辺賞を頂き、大変光栄に存じます。この度の受賞は、これまで事業発展に尽力されてきた方々および今回のプロジェクトを担当した全員の努力の賜物であり、今後もリサイクルを含めた総合力で更なる事業の発展に努めてまいります。」と述べました。

 

以  上

記念講演を行った常務執行役員 安田豊
記念講演を行った常務執行役員 安田豊