ニュースリリース

2019年度

2019年6月27日

JX金属株式会社

「2040年JX金属グループ長期ビジョン」の策定について―先端素材で社会の発展と革新に貢献するグローバル企業を目指して―

 JX金属株式会社(社長:村山 誠一)は、今般、「2040年JX金属グループ長期ビジョン」(以下、「本ビジョン」)を策定いたしましたので、お知らせいたします。

 

 現在、アジア等新興国の経済成長とそれに伴う中間層の増大による資源不足、少子高齢化や産業空洞化等による国内市場の縮小など、当社グループを取り巻く事業環境は大きく変容しております。このような中で、IT、モビリティをはじめとする各産業でデジタルデータの活用が進展し、先端素材に対するニーズがさらに拡大していくことが見込まれています。

 

 こうした状況を受けて、今般策定した本ビジョンでは、私たちが長年培ってきた技術や知見を活かし、高付加価値な製品・技術を提供する「技術立脚型企業」としての成長を目指すことにより、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の実現に貢献していくこととし、そのための基本方針として、以下を定めています。

 

・技術による差別化をキーワードに、当社各事業を「フォーカス事業」と「ベース事業」のいずれかに位置付け、フォーカス事業を成長戦略のコアとするとともに、ベース事業が組織基盤を支える

・先端素材に不可欠な素材として銅とともにレアメタルも中心ドメインと位置付ける

・新規事業の創出に向け、外部リソースを活用する共創型の開発体制とする

・キャリアパスの抜本的見直しなど、技術立脚型経営に向けた組織構築・人材育成を行っていく

 

 今後、当社グループは、本ビジョンで定める基本方針に基づき、グループ一体となって事業活動を推進し、先端素材の提案・提供を通じて社会の持続可能な発展と革新に貢献してまいります。

 

以 上

 

<添付資料>

「2040年JX金属グループ長期ビジョン」