資源事業

事業プロセス 調査・開発フェーズ

鉱床の探査に始まり建設完了まで、長いもので10年以上かけて準備を行います。

1.探査

ヘリによる探査

人工衛星を用いて、広範囲にわたって情報を収集し、分析を行います。そこで有望と判断された地域に実際に赴き、地上の採岩を採取して分析したり、電磁波や磁力などを用いた物理情報を解析することにより、有望な銅鉱床を見極めていきます。

2.ボーリング(試錐)調査

掘削機を用いてボーリング(地中に穴をあける)を行い、地下の岩石サンプルを採取・分析することによって、銅鉱床の有無や規模を確認します。鉱床が発見された場合、ボーリングの間隔を狭めて調査密度を高めていきます。

3.フィージビリティ・スタディ(FS)

ボーリング調査で得られたデータをもとに、銅鉱床の規模・品位、計上を確定し、プロジェクトの実現可能性を技術面、経済面から検討・評価し、開発の決定を行います。

4.開発~操業開始

目的とする銅鉱床から鉱石を採掘するために、表土を剥ぎ、坑道の開削を行います。また、鉱石を保管する貯鉱舎をはじめ、生産に必要な設備を建設していきます。全ての準備が整うと、操業フェーズへと移行します。