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ニュースリリース

ニュースリリース

2012年度

2012年11月12日

JX日鉱日石金属株式会社

高導電・高強度銅合金の販売開始について

- 従来の1.5~2倍となる高い導電率を実現 -

JX日鉱日石金属株式会社(本社:東京都千代田区大手町二丁目 社長:足立吉正、以下「当社」)は、このたび、電子部品用の高導電・高強度銅合金の販売を開始しました。

 

電子部品用銅合金は、電子機器の薄型化・小型化や電池の大容量化の進展に伴い、これまで以上に高い導電率と強度が求められています。銅合金の導電率を増すためには、添加している銅以外の成分を減らす必要がありますが、このことは、通常、銅合金の強度を損なうこととなります。当社では、長年培ってきた当社独自の精密なプロセス制御技術により、高導電と高強度を両立する銅合金の開発を進め、新たに4種類の製品をラインナップに加えました。

 

各製品の主な特徴は以下の通りです。

 

1.高導電チタン銅C1990HC (CDA: C19900) 

 高強度銅合金分野では、チタン銅が、最強のばね性と耐熱性が要求されるバッテリー周辺コネクタ等に使用されています。今後のバッテリー容量増加に伴う更なる高導電への要求に応えるため、従来のチタン銅の強度と耐熱性を維持し、導電率2倍、発熱量1/3を実現した、高導電チタン銅C1990HCを開発しました。

 

2.高導電コルソン合金NKC4419 (CDA: C64800)

 強度、導電性に優れたハイパフォーマンス材料であるコルソン合金は、スマートフォンやタブレットPCなど携帯端末のコネクタとして、広く使用されています。今後一層の小型化の進展に伴い、発熱や消費電力の増加を抑制できる材料として、導電性のより高い材料が求められていました。代表的コルソン合金C7025の強度を持ち、その導電率を1.5倍に高めた新製品NKC4419を開発しました。

 

3.高導電銅合金NKE031(SuperKFC®)、NKE012 (CDA: C14415)

 大電流が流れるエコカーや高い放熱性の必要な携帯端末用途など、高導電銅合金分野は、今後ますます増加するものと考えられます。この用途向けにおいては、純銅の80%の導電率(強度は純銅の3倍)をもつNKE031(SuperKFC®)と、純銅の90%の導電率(強度は純銅の2倍)をもつNKE012の2種類を開発し、製品ラインナップに加えました。

 

 

当社では今後とも、急速に進む市場ニーズの変化に対応できる銅合金を開発し、各種用途の設計自由度アップと高信頼性化に貢献してまいります。

(ご参考)高導電・高強度銅合金特性分布図(ご参考)高導電・高強度銅合金特性分布図

【本件に関するお問い合わせ先】

JX日鉱日石金属株式会社 広報・CSR部  
〒100-8164 東京都千代田区大手町二丁目6番3号 
TEL:03-5299-7082