ニュースリリース

2018年度

2018年5月23日

JX金属株式会社

フランクフルト事務所開所式の実施について

 JX金属株式会社(社長:大井滋、以下「当社」)は、5月22日にドイツ連邦共和国フランクフルト市内のホテルにおいて2017年7月に新設した当社フランクフルト事務所の開所式を執り行いました。

 

 河原節子フランクフルト総領事、ヨハネス・バイヤー フランクフルト独日協会会長をはじめ、同国および欧州における取引先関係者など約130名が列席した式典において、当社大井社長は「ドイツは『インダストリー4.0』の発信拠点であり、世界的な流れを牽引する重要拠点である。当社にとってもドイツは様々な市場ニーズや将来性に直接触れることができる重要な地であり、フランクフルト事務所を新たな窓口としてそれぞれの事業においてより良い関係を築いていきたい。」と挨拶しました。

 

 当社は2017-2019年度中期経営計画において「次世代の柱となる技術立脚型事業群の育成・強化」を掲げており、その実行に向けて、自動車、電機等を含む金属関連産業の世界的な集積地の一つであり、IoT、AI等先端研究の発信地である同国フランクフルト市に昨年7月に拠点を設けました。また当社は同国を本拠地としてレアメタルの一種であるタンタル・ニオブ粉末事業を行うH.C.Starck Tantalum and Niobium社の全株式を株式会社国際協力銀行と共同で取得することを決定し、現在株式取得に向けた手続きを進めております。

 当社はフランクフルト事務所の設置を機に、欧州域内での情報収集や関連企業・研究機関との協業などを強力に推進してまいります。

 以 上

 

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開所式の様子