ニュースリリース

2019年度

2019年6月27日

JX金属株式会社

本社移転について ―長期ビジョンが目指す会社像の具現化の場としてのオフィス空間を創造―

 

 JX金属株式会社(社長:村山誠一、以下「当社」)は、今般策定いたしました「2040年JX金属グループ長期ビジョン」[※1]の実現に向け、2020年6月を目途に、組織文化の刷新、社内外コミュニケーション増大による価値創造機会創出および将来の人員増への対応のため、現在建設中の「オークラプレステージタワー」(東京都港区虎ノ門二丁目)に本社を移転することを決定いたしました。

 

 同長期ビジョンでは、「先端素材で社会の発展と革新に貢献するグローバル企業」を目指すべき姿として掲げ、高度な技術力に裏打ちされた高付加価値製品・サービスの提供・提案を前提とする技術立脚型経営へのシフトを目指しております。そのための重要な柱が、「迅速な意思決定」、「高度化人材の積極活用」等を可能とするフレキシブルな組織体制の構築であり、それを担う付加価値創出型人材の育成です。今回の本社移転では、こうした観点から、以下のような諸施策を取り入れた、新しいオフィス空間を創造いたします。

 

(1)コミュニケーションの活性化

ABW[※2]の導入、コミュニケーション重視の空間づくり等により、組織の垣根を取り払った自由闊達なコミュニケーションの活性化を図り、これによる価値創造機会の創出、生産性の向上を目指します。

 

(2)社外との共創空間設置

オープンイノベーションの推進や外部リソースとの協業拡大を目指し、「ラボ併設型ショールーム」をオフィス内に設置いたします。スタートアップ企業をはじめ産官学との連携拠点としての活用や、お客様向けのショールームとしての活用を予定しています。また、IoTを活用して当社グループの製造・研究開発拠点と本社オフィスとをリアルタイムで結ぶことにより、R&Dの高度化・迅速化を図ります。

 

(3)業務効率化の推進

在京する当社グループ会社を本社オフィスに集約することにより、グループの一体感を高め、より迅速な経営体制を目指していきます。また、最新のICTの導入、ペーパーレス化の積極的推進により、業務の効率化を図ります。

 

 当社は、今回の本社移転をひとつの契機とし、組織文化変革、業務効率化をより一層進めるとともに、共創的コミュニケーションに基づく技術立脚型経営へのシフトを加速させ、長期ビジョンの実現を目指してまいります。

以 上

 

 

[※1]詳細は2019年6月27日付プレスリリース「『2040年JX金属グループ長期ビジョン』の策定について」をご参照願います。

[※2]Activity Based Workingの略。モバイルツールを活用し、仕事の内容にあわせて働く場所・時間・方法を従業員ひとりひとりが自律的に選ぶ働き方のこと。

 

 

 

<参考:新本社の概要>

項目

概要

ビル名称

オークラプレステージタワー

住所

港区虎ノ門二丁目10番4号

入居階

11階~14階。(ビル全体は41階建てであり、上層部には「The Okura Tokyo(ホテルオークラ東京)」が入居)

面積

2754.38坪

移転時期

2020年6月末(予定)

 

<参考:オークラプレステージタワー外観イメージ(建設中)>

20180627_01_01.jpg

 

<参考:オークラプレステージタワーへのアクセス>

 ※虎ノ門新駅(日比谷線)(2020年供用開始)をはじめ、3路線5駅から徒歩圏内

20180627_01_02.jpg

(提供:株式会社ホテルオークラ東京)