ニュースリリース

2020年度

2020年5月13日

JX金属株式会社

大学(院)卒新入社員の入社式の開催について

 JX金属株式会社(社長:村山誠一)は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、大学(院)卒新入社員の入社式を、5月12日にリモート形式で実施し、全役員及び新入社員をオンラインで繋げ、社長による訓示の後、新入社員一人一人が自己紹介を行いました。

 新入社員はこの後も在宅研修を続け、緊急事態宣言の解除を待って配属先に赴任する予定です。

 

 入社式における社長訓示の要約は以下のとおりです。

 

【社長訓示(要約)】

 115年の歴史をもつ当社は、日立の大煙突建設により公害を克服した歴史を有している。このDNAを受け継ぐ者として、当社と社会との関係を常に考えてもらいたい。当社は、SDGsで目指す持続可能な社会の実現に貢献できる様々な技術や製品を有しているが、世界が抱える課題は絶えず変化していく。皆さんには、常に、世界の潮流とそこにおける当社の役割に関心を持ち、変化を敏感に捉えて、進むべき道を周囲に発信し続けてほしい。そのために以下の3つの基本的な姿勢を身に着けてもらいたい。

 

1.仕事本位のコミュニケーション

 「仕事本位」は、当社の大事なDNAの一つで、仕事、すなわちチームとしての成果を高めるためには、立場に構わず意見を戦わせることが求められるということである。上司は、部下が新人であっても尊重し、その真摯な意見には耳を傾け、新入社員もプロとして仕事に責任を持ち、それに堪える知識・経験を積極的に身につける必要がある。このような関係は、相互に信頼関係があってこそ成り立つものであり、そのために、互いの人格を尊重し、日常から積極的なコミュニケーションを心がけてほしい。

 

2.変革にチャレンジする勇気を持ち、自ら提案する

 会社が現状のフローで仕事を進めているのには、そこに至る経緯と理由があるが、それは過去の環境や状況における最適解でしかなく、状況が常に、また劇的に変化する時代においては、現状が最適とは限らない。皆さんにはぜひ仕事本位の目線から、目的や本質を捉えた上で、時代に合った最善の方法を提案してほしい。皆さんひとり一人のアクションが、会社を変える第一歩となる。

 

3.グローバル人財として成長する

 社会の流動性が高まる今、同じ国の中でも、様々な価値観が交錯している。国内外問わず、異なる価値観を持つ人たちと、複雑な課題にチャレンジするためには、必要なスキルや教養を身に着けることが重要である。語学はもちろんのこと、世界の歴史や各国の文化などに関心を持ち、世の中の流れに常にアンテナを張って貪欲に情報収集に努めてもらいたい。会社も様々な教育機会を設けていくが、一番大切なのは、「一流のグローバル人財になりたい」という皆さんの気持ちだと考える。志は大きく、視座は高く、成長を期待している。

 

 改めて、皆さんの入社を心より歓迎すると同時に、皆さんが当社グループの理念に則り、崇高な職業倫理観のもと、良き市民・企業人として、また誠実で信義を重んじる国際人として、たくましく成長されることを願う。

 

 

 

(ご参考)2020年4月1日付  新入社員数

 

新入社員数

大学院・大学卒社員

 50

(42)

(内訳)

事務系

  19

(18)

 

技術系

31

(24)

高等専門学校卒社員

7

(5)

高等学校卒社員

35

(38)

92

(85)

( )内は昨年度の実績

 

以 上